サモス島の旅(1998.6)前編

Visit in Samos island (Jun 1998)

  98年6月4日(木) 4 Jun 1998

 久しぶりのTG。バンコク行きのTG641便。スッチーがケイウンスクそっくりなタイ人でした。 到着1時間半前に和菓子と日本茶のサービス。通路隔てた隣の白人の大男、日本茶に粉ミルクと 砂糖を入れてスプーンでかき回してた。ゲッ!何してんのや!ひとくち飲んでむせてた。ひどい 味にむせてたんじゃなかったりして。。。最近米国系のエアラインばかり乗ってたので、食事を すぐ片付けたり、飲み物のおかわり等、サービスの良さがうれしく感じた。もちろん、到着後は オベリスクに行きました。

 6月5日(金)

 TG940便のバンコク深夜12:25出発。30分遅れの満席でした。この便のスッチーもショートカットでケイウンスクタイプ。隣の若い夫婦は何人かと思ってたら、アテネ到着前になって話したらイスラエルの人だった。小さい国だと言っていた。知らないと思われたかな。

 アテネでは前回アクロポリスに行ったので、今回は反対側のリカビトスの丘に行くことにしました。途中の坂道はブティックとか、おしゃれな喫茶店ばかりのハイソな雰囲気。丘に登るケーブルカーのところに来たらまだ朝早かったのか、営業してませんでした。待ってたら遅くなるので帰って来ました。食欲がなかったので、シンタグマ広場ではコーラとケーキみたいなやつで済ませ、また 空港に行きました。

 アテネの空港は非常に不便です。滑走路を挟んでオリンピック航空専用の西ターミナルと外国 エアライン専用の東ターミナル、他にチャーター便専用のターミナルと3つあるんです。前回は バンコクからオリンピック航空(OA)でアテネに行ったから、国内線に乗るのも同じターミナルだったから良かったけど、今回は違うのでTGで東ターミナルに着いてからバスに乗って一旦西ターミナルに行き、そこで荷物を預け、市内に出て時間潰しと観光を兼ねてまた、西ターミナルに戻るんです。

 帰りは西ターミナルに島から着いたら一度東ターミナルに行き、荷物を預けて、市内に出てまた戻るんです。TGのバンコク行きは夕方発なので朝か夕方にしか便のない、時間帯が悪くていつも遅れがちなOA国内線に乗ってアテネに来るんです。でも、2002年のオリンピックに間に合わせるため、新空港を作ってるのでそれが楽しみです。

 サモス島に着いてタクシーでまた、相乗りさせられてホテルに着きました。タクシーの運ちゃんが ここだと言って、道路のまん中で降ろされました。目の前に大きな家があったので、そこかと思って入ったらそうでした。まわりの花々に囲まれて看板が見えないんです。といっても、看板があったか どうかいまだ覚えてません。玄関開けて入ったら、レストランのカウンター兼フロントにおじさんが 座ってて、思わず『カステリホテル』かどうか聞いちゃいました。で、部屋開いてるか聞いたら空いてるって言うので、一応部屋見せてもらってまあまあなので決めました。実は、インターネットで空港から近いピタゴリオという街でホテルをいくつか拾っておいて、画面上で予約できる仕組みになってなかったので直接行ってみたのでした。

 それから、なぜサモス島に行ったかと言うと、前年ミコノスに行った時、アテネの空港でダイアナ みたいな美人がその友達らしい女性ふたりでサモス行きの便に乗るところを見たので、興味を持ったんです。もしかして日本人の知らない有名な島なのかと、それに裸で泳げるビーチがあるんで決めたんです。きっと穴場に違いないってね。この島に着いたら、ドイツやオランダ等からのチャーター機がどんどん来てました。

 ホテルでシャワー浴びてから街に出て、港でムサカとビール、スーパーでティッシュと地図、アイスクリームとファンタ、ビスケットを買って、アイスを食べながら部屋に戻って夜7時半頃寝ました。疲れてたのでぐっすり。

  6月6日(土)

 朝6時過ぎに目が覚める。だけど早いのでうつらうつらで結局8時に起きる。何人かの客が廊下を 歩く音がした。ホテルの朝食、他に客がいない。朝日の中でベランダで対岸のトルコをみながらの食事は最高。 マスターがエフパリノスのトンネルに行かないか?って言ったけど今日は海に行くと言った。トンネルは明日行くと言ったら、明日は休みだと言う。それならあさって行くと言ったら、そうだ月曜が休みだったと言う。ガイドブック通りだ。サモスはきれいだと言ったら、喜んでた。


これが朝食、気分は最高でした。 breakfast at veranda,it was nice feeling...
 ヌーディストビーチだというツァマンドゥビーチに行くため、バスで島名と同じサモスに行った。あとで気が着いたのだけど、サモスでそのバスがツァマンドゥの先まで行くようになってた。サモス終点で、そこからまた行き先を変えるバスになってたので、皆知らないで降りてしまった。そのため次のサモスからツァマンドゥに行くバスの時間は、更に2時間後になったのでその間サモスの街を歩いてみた。港沿いに歩いてたら日本人夫婦二人歩いてた。そう言えば、朝バスに乗る前、持ってくるのを忘れた帽子を買いにダウンタウンを歩いてたら、バイクに乗ったアジア系を見た。

 ツァマンドゥビーチは崖の下にあって、砂浜の奥行きがなく、また砂と言うより小石って感じ。裸になっているのは降りて一番右。『地球の歩きかた』には家族的と書かれてるけど、その家族的というのは、50代以降の夫婦連れが多いということだ。ミコノスはまだゲイが多くて一人で行った者には 安心していいけど、ここでは夫婦もんが多いので一人で座ってるとちょっと辛い。でも、全裸になって焼いたけど。


ここがツァマンドゥのビーチのnudist zone。 Nudist zone of Tzamandu beach
 ビーチの入り口でツボルグのビールだと思って買ったら、トニックウォーターだった。まただ。よくこれ間違えるんです。

 ピタゴリオの街に戻って、ホテルの部屋のベランダから見てたら、やたら大きな音量でギリシャミュージックを流しながら港を一周してる船がいた。船の暴走族を初めてみた。(これは観光船でした)

 夕方、明日行くエフパリノスのトンネルのリサーチに途中まで行った。明日自転車で行けるかな。少し傾斜がきつい。1キロ近く登った。そのあとアフロディテの寺が地図に出てるので、見に行ったが良く判らず、この街で一番大きな寺院があったので外を一周。墓地があった。

 夜、スブラキとビールを食べた。追加でコーヒーを頼んだけど、お勘定の時コーヒー代、忘れていたのか請求されなかった。食後の帰り道、ホテルのそばの見晴し台にいたらそばに犬がいた。何もしなかった。ごめんよ、おれは犬が嫌いなんだ。同じく帰り道、道路沿いの家の2階のベランダでガキがこっちを見てピーピー言ってる。ポンと舌打ちするとワンワン、アゥーアゥーと犬の遠吠えの声を出した。バカなガキだ。あばよ!

 この島、そう言えばアテネやミコノスでよく売ってるベーグルみたいなパンがなかった。それに、猫が少ない。他の島にはすぐ寄ってくる猫、触ろうとするとひっかく猫、えさを欲しがる猫、近寄っても逃げない猫、様々いたけど。


サモス島の旅(後編)

  6月7日(日)

 今日はトンネルと近くのビーチに行くため、貸し自転車を利用しました。ちょっと高いけどしゃあない。歩いては行けないもんなぁ。この借りたMTB、サドルが高くて股間が痛かった。

 エフパリノスのトンネルで切符売場のおじさんは『コリア?』って言うので『ジャパン』と言ったら『アリガト』『コンニチワ』と言って来たので『カリメーラ』(ギリシャ語でおはよう)と言っておいた。このトンネルたいしたことはなかったけど、古代に作ったトンネルとして有名。

 ダウンタウンに出て、こじゃれたパン屋さんに入ってパンとパイを買う。ろくになかったがこれで がまん。どうもこっちのパン屋さん、クッキーとかが多くてパンの種類が少ない。またどんな個人経営の店でも食品を売ってれば、"supermarket"の看板を出している。

 チャリで空港の方に向かって走ってたら、この島に来た時タクシーから見た、裸で日光浴してる絵の看板のあるビーチがすぐそばだと判ってそこに行きました。けど、裸になってる人が一人も居なくて残念。ビーチベッドにいたら、料金回収に来たのが女子高生。また、そばには男子高校生のグループが。ここは高校生のたまり場か?まぁ、真夏のピーク時に来れば、裸の人もいるのかな?

 夜、カラマーリ(イカ)とサガナキ(チーズの揚げたやつ)を食べたくて港へ行く途中、いつも混んでる2階のタベルナが客が居なそうだったけど、一応港へ行く。どの店も混んでるし、ピザとかドイツ風の店も多く、またギリシャ料理を出すタベルナはどこも混んでたので戻ってホテルのそばの、さっきの店に行き、階段を上がりました。

 民俗音楽だか歌謡曲がかかっている。海も半分くらい見えた。楽しみにしていたそのカラマーリと サガナキを食べた。店のおやじは『おいしいか?』『おいしいか?』って何回も聞いて来た。あこがれのイカの唐揚げにレモン汁たっぷりかけて食べるのと、チーズを揚げてピザみたいなサガナキ、こんなものかとも思った。まぁおいしいけど、もういいやと言った感じ。

 レストランの帰り道、黒い犬に話し掛けたらずーっと着いて来たが、途中で車に轢かれそうになり、犬はそれからどこか行った。この辺のノラかぁ。

 夜、部屋の窓から海を見たら、月光に海面が照らされてすっごくきれいだった。こんなの初めて。 月が困ったような顔してた。明日は銀行に行って両替、日本へTEL、郵便局へ行って絵葉書出しに行ってからツァマンドゥかその隣のビーチだな。この辺のビーチは面白くない。

  6月8日(月)

 失敗だった。今日銀行、電話局、郵便局、祝日で全部休みだった。おまけにバスが混んでたので10分後に来る次のバスに乗ればいいと思ってたら、バス停のダイヤのところに本日だけの祝日ダイヤを書いた紙が貼ってあった。しまった〜。10:10の次は11:20。これだとサモスからツァマンドゥのバスは14:00しかない。どうしようかと思ってたけどタクシーを拾った。バアちゃんが乗ってたけど相乗り。間に合ったけど次のビーチへ行くバスも混んでる。

 おとといツァマンドゥに行ったので今日は一つ手前のレモナキアというところで降りる。このバスには日本人の女と別に日本人の男も乗っていた。いるんだ日本人。バスの本数が少ないから遭遇率も高くなる。でも、ピタゴリオでは日本人は only Iという感じだな。ざまあみろ。ピタゴリオに泊まってよかった!ちなみにピタゴリオはピタゴラスの生まれた町です。記念に三角形の公園がありました。


これがピタゴリオの街とピタゴラスの公園(ピタゴラスの定理を思い出す?) Pitagorio town and pitagoras park
 レモナキアのビーチ、いいんだけどnudistがいない。つまらないので歩いてツァマンドゥに行く。 おととい行かなかった左の方にも少し行ったがつまらないので戻っておとといのところからちょい先に席をとる。若い女の子のnudistもいたが、1時間程ですぐ帰った。水は相変わらず冷たい。きれいな水だけど、驚く程冷たい。サウナの冷水風呂のよう。ドイツ人の中年以上の夫婦が多い。腹の出具合と同じように尻がたるんでる。つがいで来るのが90%以上だ。行きのバスにいた日本人の女がヌーディストのゾーンに来て、何気ない顏して帰って行った。水着来てるならこっち来るなよ〜。

 ここサモスでは日の入りが夜8時50分頃か9時になってやっと真っ暗になる。その前にホテルの部屋から海の底の石が岸から5m位まで良く見える。驚く程きれいだ。ホテルの少しサモス寄りのところからトルコが見えるので写真を撮りに行った。そばには作っている途中の港があった。

 昨日行ったレストランの前を通ったらもう混んでた。この町唯一の中華料理のレストラン『オリエンタルガーデン』に行ったら空いてるみたいなので入った。入り口が2階になってて降りると1階はオープンエアーのレストラン。客が誰もいない! ビールは何があるのと聞いたら、チンタオもあるというのでそれ! それから海老入りヌードルスープと広東風チャーハン。ごはんは4日ぶり。どの位の量かわからないので本当は春巻も食べたかったけどよす。

 スープは小さい器だった。なかなかチャーハンが出ないので写真を撮りたかったので待っていた。『スープを食べないと次のが出ないよ』と言われたので、『一緒に出てくるのかと思った』と言ったら、『待ってたのか』と言って奥に戻って行った。そしたら炒めてる音がしだした。ここでは中華も西洋式に出すのかと思った。

 やっと出てくる頃に客が2組。チャーハンは2人分位の大きな皿。春巻、食えないかなと思ったのでやめた。あとでコーヒーとつきだしのえびせんべいを食べた。ウェイターの若い兄ちゃんに『冬はここ閉まっちゃうの?』と言ったら、英語判らずに、さっきのおじさんのウェイターかマスターが出て来て『夏しか観光客来ないからクローズ』だと言う。ここはオープンエアーで、冬の雨期はどうしてるか疑問だった。で、『冬は従業員ホリデー』だと言った。だから夏うちは毎日営業の店が多いんだと納得。半年働いて半年休む。うらやましい限り。でも半年はぶっとおしだぜ。週 1回の休みもないのかな?

  6月9日(火)

 今日の朝食、いつもよりパン一枚多かった。チェックアウトの時、ホテルのマスターは今週はひまだけど来週からは満室だと言って、客室表を見せてくれた。クレジットカードの支払いは面倒らしく、銀行に電話して問い合わせてOKをもらってから、今どき珍しいクレジット売上票にインプリンターでプレスしてた。

 タクシーを呼んでもらい空港へ。チェックインのあと間違えてパスポートコントロールに 行ったら、ドイツに行くのかと言われ、パスポートを見ていつ入国したのか見てた。ここも国内線国際線兼用でした。10分後にアナウンスするからそれまで待てとのこと。ロビーで待ってること30分、さっきの男の隣にいた係官が来て『ミスター、アナウンス10分後にするからよく注意するように』と言って外に出て行った。 やっと出発した飛行機に乗って走り出したら、隣にいた男が胸に十字を切った。

 アテネ到着後、荷物を東ターミナルに預けてシンタグマ広場にいき、行きに登れなかったリカビトスの丘に登るケーブルカーに乗りました。割と空いてたのでうちの猫のプリクラを千社札がわりに貼って来ました。(爆)彼はあのフニクリフニクラの山を行ったり来たりしてるか、それとも見つけられて剥がされてるかのどちらかでしょう。知らぬは、我が家の猫だけ。

 頂上に出たら、いきなりおやじ二人がいて、写真撮られてしまいました。思わずにこっとしてしまいました。ばかだね。何のことか判らなかったら何枚も写真撮ろうとしたので、慌ててNo,Noと言って逃げました。売り付ける写真屋でしょう。この丘の上はとっても見晴しが良くて向こう側にはアクロポリスが見えてなかなかです。アテネに行けば誰でも必ずアクロポリスに行くけど、ここはおすすめ。

 帰り道、シンタグマ広場近くの裏通りにとっても大きなパン屋兼ケーキ屋兼カフェを発見。中をちょこっと見てきました。パンとお菓子好きにはたまらないしゃれた店でした。その後、ネオンというセルフサービスのレストランでスブラキとサラダを食べて空港に向かい、バンコク経由で帰って来ました。

THE END / FINE


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