上海シンセン南下飛行 1

Shanghai and Shenzhen part1

 プロローグ/Prologue

 今回の旅はミンミンからファックスを買って来てくれと頼まれてたので、まるでかつぎ屋みたいに重たい大きなカバンを持って上海に向いました。ミンミンからいとこのお姉さんに日本製のファックスをあげたいので買って来てくれとのことで、できればパイオニアかサンヨーがいいと言うんです。松下とケンウッドは日本で電話を買って来た人が使えなかったからダメだと言うんです。最初は電話を買って来てくれと言われたのを、僕がファックスの方が便利じゃない?と言ったので、彼がファックスに気が向いてしまったので言わなきゃ良かったと思いました。電話だけの方が軽かったのに。。

 結局、子機が2つあるファックスで日本製じゃなきゃだめだというので、カタログを上海に送ったりしてみたけど、いいなと思ったサンヨーのは中国製で、それを言ったら秋葉原のは中国製で、ヨドバシカメラなら日本製を売ってるとか変なこと言うし(ほんとはどこも中国製でしたが)また振り出しに。色々調べて行くうちに殆どが中国製やマレーシア、タイ製でした。日本製で子機が2つあるのはシャープの新型の高付加価値機能のついてるやつでした。さすが液晶のシャープ。

 で、今度はそれをどこが一番安く売ってるか秋葉原や新宿など見て廻ってみて、秋葉原のオノデンでは44800円でしたが、係の人が41000円まで下げますよと小声で言ってくれた。彼が秋葉原は高いという先入観があって、新宿が安いとか多慶屋が安いとか言ってくるのを知ってるので、ビックカメラなどの新宿や更に御徒町の多慶屋も調べてメールでそれぞれの価格を叩き付けてやりました。(下記の通りです)

秋葉原オノデン=¥41000(本音の価格), 秋葉原石丸電気=¥44800, 価格コム通信販売=¥36000, 新宿ベスト電器=¥46800, ヨドバシカメラ=¥49800, ビックカメラ=¥49800, 御徒町多慶屋=¥44800, カメラのさくらや 取り扱いなし。

結局価格コムの通信販売が一番安かったけど、振り込んでから到着まで1週間もかかるので、それじゃ時間的にもう無理。

 価格調査してみて、意外と秋葉原が安かったのでびっくりしました。秋葉原よりビックカメラとかベスト電器の方が安いって聞いてたので。まぁ品物によって違うのかもしれないけど、ポイントの分だけ高いと思いました。  もちろんオノデンで買いました。そしたら40800円にまけてくれました。

 後日談ですが、結局、そのお姉さんが日本語での表示や説明書しかないファックス、そんなのいらないということになって彼が引き取ることになったそうです。彼の話を聞いてると中国人は皆日本の製品を欲しがっているように聞こえるけど、そうではないことが判りました。彼が日本びいきなので、欲しがってるのは彼だけ。。。  そして、彼が今、自宅で使ってるソニーの電話は彼が来年日本に留学しに来る時に持って来て、そのファックスは自宅で使うそうです。しかし親は日本語判らないから困るだろうな。


   第1日目 first day

 久しぶりの全日空、しかもビジネスクラスだっていうのにチケットカウンターでは5分位待たされました。やはり日本のエアライン、Cクラスに乗る人が多いからでしょうか?かばんを預けることにしたらカウンター整理係のおじさん(この人もう50過ぎているので、こんな仕事に廻されたんでしょうか?ってちょっと思ってしまいました)が僕のミニスーツケースを伸びる取っ手が付いてる面を上にしてベルトコンベアーに乗せました。これってANAの規則なんだろうか? でもNWで壊されたスタンドが付いてなくてボロいのが判って恥ずかしい。

 ANAのラウンジ、やはりおなかに入るようなものは置いてなかったです。搭乗する時のファーストクラスとビジネスクラスの搭乗口から入るのは気分いいけど、座った後にエコノミーの乗客が席の横を通り過ぎるのはほこりが立って良くない。却ってエコノミーの乗客が全部座ってから乗った方がいいような気もする。だからエコノミーの人達が通り過ぎることに優越感は持ちませんでした。

 このNH921便、機内食はスッチーが和食を薦めるので和食。メニュー見ていてたいしたことなかったので、どっちでも良かったんだけど、出て来たらちまきみたいに包まれたごはんがありました。でもCクラスなのかANAのスッチーなかなか愛想が良かったです。まぁ隣の席も空いてたのでゆっくりできました。

 定刻より10分位遅れて夜9時半に上海に着いて、少しイミグレ並んで次は税関。実はミンミンから頼まれたファックスを持って来たので、課税されるかちょっとヒヤヒヤでした。もちろん判らないように大きなバッグに入れてあるので外見上は判りません。でもやたら大きなかばんで、しかも箱から出さずにそのまま箱ごと入れてるので角張ってたんです。でも何もなく出られ、かつぎ屋としての役目は何とか果たせました。

 出たらミンミンが判らなくて戻ったら会えました。ちょっと遅れたので待った?と聞いたら、JALなんか大幅に遅れて11時到着になってると言う。両替とトイレに行ってる間、彼は僕のカバンに英語でFIRST CLASSと書いてあるタグを見て、英語が読めないミンミンでも判ったのか、帰って来たらファーストクラスに乗って来たの?と言うのです。Cクラスでもファーストクラスのタグをつけてくれたのを説明したら判ってくれたみたいです。お金持ちだと思われてまたタカられたら困るのでちょっと心配。

 早速バスでポートマンホテルのそばに到着。着いたら去年の場所と違って、新しく空港専用のバスターミナルができてて、そこに到着でした。タクシーで今夜の錦江飯店へ。ここは新しくて高い北楼と古い方の南楼の二つが広い敷地にあります。どうせ今夜はすぐ寝て翌日の朝シンセンに行くだけだから安くて古い方にしました。到着後タクシー降りたらどこがホテルの入口かわかりません。あるのは高い方の北楼です。二人で判らなくて外にいたおじさんに聞いたら、チェックインは北楼だというので、そこに。

 着いて、北楼に空室があればアップグレードしてくれたという手記を読んでいたので、ミンミンに聞いてもらったら満室だと言われ、また古い南楼へ。何だか寮に入ってる感じ、廊下には日本人の女の子がいました。修学旅行の生徒かな?

 部屋に入って手を洗ったりして、ミンミンがゲイの友達と待ち合わせしてるからというのでゲイバーに案内されたら、何と去年行ってる『VOGUE』でした。入ったら彼の友達が出て来て奥に案内。さすが週末金曜日の夜だけあって混んでて座る所がない。やっと見つけて座ってちょっと話した。でも席につくまでの視線のビームはすごかった。落ち着かないので、20分位で出て、そばにワンタンの店があるからといいことでそこでちょっと食べて部屋に戻りました。あんまり旨くなかったな。


   第2日目 2nd day 上海ーシンセン Shanghai-Shenzhen

 今日はシンセンに行く日。ミンミンが取ってくれた便が8時55分発のZH5339便。7時発のホテルから空港への連絡バスで行きました。このホテルから空港に行くバスが出てるということがここに泊まった理由の一つです。空港で高くてまずいそばを朝食にし、早速乗り込みました。このZHってどこの航空会社かと思ってたらシンセン航空というエアラインでした。一月前に上海航空ってのがあるって聞いていたけど、B737の機体には武漢航空って書いてあるし、乗ったらクルーは中国東方航空の人達でした。指定された席が狭くて後ろを見たら空いてるので、ミンミンに後ろに移動してもいいか聞いてもらったらOKだったので、一番後ろから2列目の席に移動しました。しかしシートピッチが狭かった。

 機内食はうまくないパンとカステラ、クッキーとおつまみ。アルコールはないそうです。2時間位で南国シンセンに到着しました。結構きれいな空港でした。預けた荷物もすぐ出て来て、それを持って出る時に係の人に荷物についてるタグとカウンターで預けた時の半券を照合する人のチェックを受けて出るんです。このシステムなかなか間違いなんか起きないようでいいなと思いました。でも荷物預ける人が少ないからできるのかな。上海北京間ならどうなんだろう?

 空港からバスで市内へ。降りたらすごい人達に囲まれて、もみくちゃ状態。何やら一杯カードをくれる。後で見たらエアチケットの安売り旅行代理店のカードでした。これは後で数えたら27枚もありました。落としたよ!って誰かが言うので振り向いたら財布が。でも自分のではなく、隣を歩いてた人のでした。シンセンは治安が悪いので改めてスリに注意しなくちゃって思いました。そこからタクシーで今晩泊まる新都飯店へ。

 着いて部屋で落ち着いたら、すぐ周辺を歩いてみました。やたらCDやカセットを売ってる店が多かったです。それに街を歩いていてやたら物売りというか、声かけてくる人の多いこと。更には街でベンチが多くて、そこで歩いてる人を見ているというか、物色してるような人が多かったのが印象的でした。生あったかいながらも風の強い街を歩きながらピザハットがあったので、そこで遅めの昼食。その後ホテルに戻り、今度はタクシーで行ってみたかった『錦繍中華』へ。ここは中国の有名な観光地のミニチュア版になっているところで、ここと『世界の窓』という東武ワールドスクエアみたいなところがあったけど、中国に来てまでエッフェル塔やスフィンクスのミニチュアなんて見たくもないので、こっちに決めてました。だって中国、まだ北京も行ったことないんですもの。ここを見て中国一周したつもりにしておきましょう。

 敦煌やチベットのポタラ宮、万里の長城、客家の円楼とかあって楽しめました。でも歩き回って疲れました。帰りのタクシーから地下鉄を建設中なのが判りました。ここ地下鉄できたらほんと便利になりそうです。シンセンの街って結構でかいです。香港と違って狭くてごちゃごちゃしてないけど、夜のネオンはすごかった。  


シンセンの夜景。実際はもっときれいだった。 Shenzhen's night view.

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