
Kuching Cat City in Malaysia (SEP 2007)
●プロローグ Prologue
マレー語で猫と言う名の町クチン、猫好きにとっては たまらなく興味をそそる所です。しかもそこには何と猫の 博物館まであるというじゃないですか! 行くっきゃないでしょう。まるで猫好き教の総本山みたいです。
うちの猫に「お前も行きたいか?」と打診してみたものの、 ニャンとも返事しないので、まるでイスラム教徒 にとってのメッカのごとく、猫に代わって一人巡礼の旅に 出ました。
第一日目・木曜日 firstday
今回の旅は久しぶりの朝出発の旅。上野発のスカイ ライナー、何でこんなに混むの?という位、満席でした。 いつもはガラガラなのに。。。乗ったのはマレーシア航空 MH89便。機種はボーイング777、2-5-2の配列でした。 もらった搭乗券座席が20Cだったので、真ん中5人席の左の 通路側だと思って座ったら、座席はAの次がBじゃなくて Cだったので、慌てて移動しました。
今回のMH,前回乗ったビジネスクラスじゃなくエコノミー だったので、ちょっときついけどしょうがない。しかし機内 は長袖シャツを着て行ったものの寒い。2年前のマレーシア 旅行で寒かったのを思い出しました。 食事はシーフードライスを注文。デザートはケーキじゃなくて 果物。他に付いてた日本そばは入れ物が小さいのに量が 多かったので食べにくかった。別にそばは要らないんだけど、 なぜかどこのエアラインでも日本発着便には殆ど必ず付いて るんだよね。あれは何でかな?
クアラルンプールに到着。飛行機の窓から見えた景色、 小雨が降ってました。ここのイミグレはいつも空いてるので 大好き。でも荷物出て来るのが遅くて、結局市内に出る鉄道に 乗るまで一時間。早速クアラ在住のJ君に電話しました。
約30分でKLセントラル駅に到着。駅の出たところにホテルの 案内表示が。だけどそこに行くと次の表示にはホテルが書いて ないので、戻ったりしてやっと見つけてホテルに到着。 今夜の宿はフランス系のLe Meridien。
メリディアンに泊まるのは19年前に行ったプーケット以来。 到着して部屋の隅々をチェックしてるうちに、J君から電話。 ロビーに来てました。降りて行って再会。彼はサンダルばきで 来てた。あれ?ネクタイは?仕事終えて一旦帰宅してから クルマで来たそうです。5つ星ホテルなのにサンダルで来る ところが現地人?
おなかが空いてるので降りて駅の中でミーゴレンの夕食。 彼はカレーぽい鶏肉ごはんをオーダー。その後スタバで コーヒー。そして明日行くLCCT(ローコストキャリアの ターミナル)行きのバス乗り場を確認しようとして AirAsiaの支店が駅の中にあったので、彼に聞いてもらったら、 店の女「あっちだ」と不親切な返事。 マクドナルドの向こう側に行っても判らず。彼が違うところで 聞いてやっと判りました。彼もAirAsia乗ったことないから 判らないみたいでした。 僕が「表示が出てればいいのにね」と言えば、 彼曰く「そういうところができてないのがマレーシア」だと。
駅のコンコースにはハリラヤ(断食?)バーゲンの店が 多くて、ホテルに戻る時、入り口には小さな蝋燭の灯りが あったので、これもハリラヤの飾りですよと教えてくれる。
部屋に戻って、おみやげを渡しました。 まずローター。バイブレーターだったら太いからこっちの方で 良かったと喜んでました。それにゲイ雑誌のBadi。これで 日本語勉強すると言う。そしてケツワレ。帰るときに彼は 着てるパンツを脱ぎ、代わりにそれをはいて帰って行きました。 「涼しい」と言いながら(笑)
彼が帰った後、風呂に入って夜景を見ながら部屋に置いて あったティーバックの紅茶飲んでました。 しかし部屋の冷房止めても寒い。。。
第2日目・金曜日 2nd day
起きたら晴れてました。朝食は72リンギット(1リンギット
は約30円)の別料金。10時にチェックアウトしたら日本人
女性の係がいて、
「いかがでしたか?」
「良かったですよ。でも寒かったです」
「すみません」
「いえ、マレーシアはどこ行っても寒いから。。
マレーシア航空も寒かったし。。」
「涼しいのがおもてなしなんです」
なんて言われて妙に納得。
昨夜 場所を確認しておいたLCCターミナル行きのバス 乗り場、階段降りたら盛んに呼び込みをやっていて、すぐ 乗りました。8リンギット。鉄道の35リンギットと比べたら かなり安い。乗ったら前の方にも同じLCC行きの違う会社の バス。ありゃ、あっちの方が良かったかな? 人数がまとまるまで発車しないので、そう思ってしまいました。 見てると向こうは9リンギット。こっちは壁や天井に絨毯が 貼ってあるコテコテのバス。向こうの方が新しそう。なんて 思ってたらその前のバスよりも先に出発して安心。
時間は1時間近くかかるときいていたので、それは覚悟して いたけど、空港行きの特急なら乗って30分、そこからまたバス で15分か20分もかかる。電車待ってたり乗り継ぎの時間を 考えたら、これでいいでしょう。
LCCターミナルに到着。思ってたより豪華です。ひどいとか、 エアコン無しの体育館みたいなターミナルだと以前聞いたことがあったけど、ちゃんと喫茶店やレストランもあるし、結構大きな ターミナルでした。
そう言えば、飛行機の中,何も出ないだろうからと中で 食べるパウンドケーキみたいなのを買ってついでに寒いので ホットコーヒーを買って飲んでたら、搭乗開始。 チケットと言ってもレシートだけど、それに書いてあるゲート に列ができたけど、隣にも列ができました。10リンギット余計 に払うと優先搭乗になるので、それを申し込んでいたので、 そっちに並びました。すると白人がどこ行くのか聞いて来た ので、クチンと答えると、その白人もゲートが変わったのかと、 慌てて荷物を取りに戻ってしまった。別に普通ならそこでも いいんだよ。あんた余分に払ったの?。。
ゲートを出てからブリッジが無いので歩かされました。 そして機体の後ろから乗り込みました。座席は決まって無い けど、すでに窓側に座ってた人の通路側に座りました。 エアーアジア、12時55分発のAK5208便、機種は3-3配列の エアバスです。入る時にギャレーに食事が置いてあったので、 食事でるのかと思ってしまったけど、そうじゃなかった のでした。
スッチーが後ろと前から食事を配ってます。自分ももらえ るかと思ったら、搭乗券見て、だめだと言うのです。そうか、 ホームページに食事のこと書いてあったのかもと思って しまった。優先搭乗と保険はちょっと追加するだけだった ので、付けてしまったけど。。でも優先搭乗と言っても 混んでなければ、見てると後から来ても通路側に座ってる人が 結構いました。殆どの人が窓側に座っちゃうから。
意外と定刻通り出発、1時間40分後に定刻通りクチンに到着 しました。この時間距離は日本で言えば、東京ー鹿児島間 くらいかな? でも席の間隔が短くて狭かった。これじゃ事故 起こったらすぐ逃げられそうにない感じ。。。
クチンに到着、きれいな空港でした。降りたらこの乗った 飛行機の便でクアラルンプール行く人がもうゲートで並んで ました。この空港、クアラもそうだけど、乗る人と降りる人 が混じるので、治安上不安。。
そして入国審査がありました。何で? 同じマレーシアなのに。。全員がそこで入国審査の紙を 書かないと通過できない構造になってました。 17年前にコタキナバル行ったときは、最初の入国がそこだった ので、別に何も感じなかったけど、その後クアラに行ったとき はどうだったか、もう覚えてないです。 マレーシアは考えたら連邦制なので、半島部とこのサラワク、 そしてサバでできてる国なので、必要なのかも。 驚きながら書いて入国審査を通過。
タクシークーポンを17.5リンギットで買って早速市内の ヒルトンホテルへ。途中日本語で「ボルネオホテル」と書いて ある中級ホテルがありました。なんか戦前日本人がかなり 来てたのでしょうか?
ヒルトンに到着、12階建ての1階、でも川側じゃなくて山側。 部屋は広いけどちょっと古い部屋でした。こんな所でもテレビ はNHKのBSが見れました。
早速,遅めの昼食を食べに市内散策。この町のランドマーク の猫の群像を発見。これが見たかった。
雨も一休み状態になったし、もう暗くなり始めてたけど、 もう一つの白猫像があるというので、地図を頼りにそこへ。 歩いてすぐの所にありました。こっちの猫の方が可愛い。
ホテルに戻ったらまた雷雨。これじゃどこへも行けない じゃんかと思いながら部屋の窓からいつ止むのか気になって 外見たり,テレビ見たりの退屈な時間。
夜10時過ぎ、雨も止み外に出ました。ネットに書いてあった ゲイの集まるBARがホテルのすぐ裏だったので、探して行った けど,結局見つけられませんでした。帰りにセブンイレブンが あったので、夜食にカップラーメンとビールでも買おうとして 入ったら、ビールは置いてないという。ありゃりゃ。。 ティッシュも売ってなかった。しかたなくトムヤム味の ラーメンとコーラ、ヨーグルト、ポテトチップ、それにアイス クリームを買ってきました。
部屋に戻って,カップラーメン食べようとしたら、そう言えば 箸かプラスティックのフォーク買ってくるの忘れた。部屋には スプーンしか無いし、困った。食べられないじゃないか。。。 それじゃルームサービスで何か頼んで、そのフォークで 食べられると思い、ナシゴレン(マレーシア風チャーハン)と タイガービールを頼みました。
15分後に背の高い若いボーイが持って来ました。日本人?と 聞かれただけでまじめそう。こっちが余計なこと話して からかおうかと思ってたけど、忘れてしまいました。
ルームサービス食べて、ついでにカップラーメンも食べて おかなくちゃと思って開けたら中に折りたたみのプラスチック のフォークが入ってたので、どっと疲れました。そういえば、 タイのカップラーメンもフォークが入ってたっけなぁと。。 このカップラーメンは結構美味しかった。結局この日は、 沢山食べて風呂入って寝ました。
第3日目・土曜日 3rd day
ゆっくり起きてうつらうつらしてると廊下で「Daddy! Daddy!」と ノックする音、向かい側の部屋の扉をノックしてました。その後、上の方 の階で工事の音がして起き上がりました。10時半にホテルを出て、昨日見なかった パークソンホテル、下の方がデパートになってるので,見て来ました。 ちょっと高級だけど、やはり日本人の目からすれば、たいしたことない。 ボーイスカウトの制服来た子たちが多かったです。
朝食どこで取ろうかと思っても入りたい店が無い。マックじゃ昨日 食べたし、Coffee Beanでバナナケーキとアイスコーヒーで、今日の 行動計画を思案。まず猫の博物館に行き,その後はダマイビーチに 行けたら行こうと思って,まずタクシーで キャットミュージアムへ。
結構ダウンタウンから離れてました。川向こうの市役所みたいな建物 の中にあるらしいが、着いてみたらモスクみたいな建物の一階にありました。 カメラを持ってるか聞かれ、持ってるので4リンギット払って入館。 写真撮っていいそうです。
中は猫のはく製、猫の骨格があったり、奥に行くとサンリオのキティちゃん や一時流行ったナメ猫、漫画のガーフィールドや世界の猫の絵や写真、 日本の浮世絵に出て来る猫、中世のヨーロッパにおける魔女の使いとして 処刑された猫の絵とか、映画に出て来る猫、ディズニーに出た猫、中国の 古い絵の猫や、猫好きの文化人映画俳優などの写真などがありました。 もちろんぬいぐるみや世界の猫の置物とか、猫好きには飽きない場所でした。
帰りに待っててもらったタクシーに乗り、またダウンタウンに戻り、 ウォーターフロントで降ろしてもらい、この町の名所である川べりを 散策してホテルに戻ってきました。薄日が射して暑かったのに、部屋に 戻ったら雷雨。しばらく外に出られず、午後は何しようか迷う。しかたなく テレビ見たり、風呂に入ってたりしました。部屋は冷房止めても寒い。
ドアのノックする音がしたので、開けてみると電球持ったおじさんが 立ってました。ベッドランプの片方が切れてたのを、メイドが気づいて 連絡してたのでしょうか、こっちは別に気にしてなかったけど、そこは さすがヒルトンかとちょっと感心しました。もしかしてこれがヒルトン マジック?
一旦ホテルに戻り、今度はネットカフェに。ここで時間つぶして、また 部屋に戻り、ルームサービスでKWAY TEOW GORENGという焼きそば みたいなのとビールを注文。雨が降ったり止んだりしてる。昨日ルーム サービスで返すのを忘れた布のナプキン、メイドが片付けてくれるかと 思ってたのにそのまま残ってたので返しました。持って来たのは布施明に 似た男でした。
食後またウォーターフロントに出ました。ゲイ関係のガイドには、 ここが夜9時以降、meeting point だと書いてあったけど、雨は止んだ ものの、人手が少なく、また若い子たちも歩いてたけど、別にゲイが多く 歩いてる訳でも無し、一般の人の中から探すのは困難。それらしい人も いなくて、アイスコーヒーを買って帰ってきました。 このクチン,別に何もなかったので、部屋で一人寂しく自家発電して 寝ました。
第4日目・日曜日 4th day
部屋に入ってた新聞を見たら今日がマレーシア建国50年だとか。 見てみると旧マラヤ連邦にサバ、サラワクが加わり、シンガポールが 抜けて今のマレーシアになったことが書いてあった。
クアラルンプールに戻る飛行機は3週間前にメールが来て、キャンセルになり2時間遅れの次の便になった。時間に余裕ができたものの遅くなるのはがっかりだけど、現地の新聞に出てたホリディインの中にある中華レストランで飲茶が38リンギット、という広告に釣られてそこに 行って来ました。川の見える席に案内されて、腹一杯食べてきました。でも お茶代と税金サービス料は別だったので、結局54リンギットに。
その後またCoffeeBeanでコーヒー。見てるとこの町、赤いポロシャツ着てる人が多いし、今日はなぜか坊主頭で白いワイシャツ、黒いズボンの大学生みたい な若者が多かった。学校は今日は休みじゃないの?
ホテルに戻り、荷物を受取りタクシーで空港へ。空港の中でクチンの おみやげを買い、飛行機を待ってました。優先搭乗だったのに、それよりも 先に放送で名前呼ばれた人が数人。自分も名前呼ばれて行けば,早めにゲートに案内される。これって予約してた便がキャンセルされたから、スーパー優先搭乗?
クアラルンプールに到着後、AirAsia結構飛行機あるみたいで、アジアの 格安航空の王者らしく便数豊富、お金かけないシステムなのか、ターミナル までかなり歩かせられた。おまけに荷物出て来るのも遅かった。
市内に出るバス、今度は行きに乗らなかったバス、スカイバス9リンギット のに乗ってみました。バスはきれいだったけど、なかなか出発しない。 やはり一番安い方に人は流れるので,そっちが早いと思った。隣にはAirAsia のスッチーが乗って来ました。赤い制服で乗って来るのね。
KLセントラルに到着、今度はヒルトンに泊まりました。案内されたのは14階。 今回はメリディアンの時とは反対側の公園が見える側でした。おまけに部屋には 圧倒されてびっくり。部屋とバスルームが一体化してる。もちろん湿気を防ぐために別れる構造にもなってましたが。ただ、部屋のカギがこわれそうなのと、トイレのレバーがグラグラしてたし、シャワーヘッドが重くてこれが欠点かも。
駅に出てチキンの料理食べて一度部屋に戻り、今度はゲイサウナotot2へ。 モノレールでチョーキットで降り、迷いながらこの辺だなと思ってパンパシフィックホテルを目指して歩いてたら、そのホテル「SERI PACIFIC HOTEL」と名前が変わってネオンが付いてました。
9時頃サウナに到着。結構混んでたけど、インド系の若者たちがふざけて ました。彼らスタイルよかった。可愛い中華系の子がいて一人誘ってました。 ついこの子をそれとなく追いかけたり探してうろうろ、まるで気分は「ベニスに死す」の美少年タジオを追いかけるアッシェンバッハ。。 結局ここでも何もなく歩いてPWTC駅に。時刻はもう11時過ぎてる。駅の入り口に 売春婦が立っていて声掛けられました。ハートの形した派手なバッグを持ち、ミニスカートで一目で判る姿。他にもいました。MRTと電車でKLセントラルに戻り、セブンイレブンで夜食を買い、部屋で腹ごなし。マレーシア、イスラム国家な せいか、この店でもビールは置いてなかったです。 結局今回の旅は雨にやられて、何もいいこと無かったなと思い、 KLタワーのきれいな夜景見ながら自家発電(爆)クアラってバンコクよりも夜景がきれいな街だと思いました。ツインタワーの夜景もきれいだし、深夜のKLタワーの青い星が点滅する様はうっとりさせられます。
第5日目・月曜日 5th day
朝食食べに行きました。案内された角の席のところでコーヒーを頼み、 バイキングの食事を取って戻ったら中国人の男が座ってる。ウェイトレスが 何かその男に行ってたけど、面倒なので隣の席に行く。きっと案内された席 より僕の席が空いてて、そっちが良かったから勝手に移動したのでしょうけど、 中国人らしい。空いてるからいいじゃないかと勝手に判断してる。 これを教訓にコーヒーが来てから席を立てばいいかなと思ったけど、それを 待ってるとウェイトレスが料理はあちらですとすぐ促す場合もあるので 一概にいいとは言えない。けど,食事はメリディアンの方が美味しかったし、 窓の景色も良かった。それにレストランのコンシェルジェの女がツンケンしてた。
チェックアウトするとき、やはりここにも日本人女性がいて、
「いかがでしたか?」
「良かったですよ。クチンに行く前となりのメリディアンに
泊まったんですが、こっちの方が良かったです。
「クチンはどちらに泊まられたんですか?」
「あぁ、ヒルトンです。でもちょっと古かったです」
「でも広いでしょ?」
「はい。。。」
「これからどちらへ?」
「空港に行きます」
「セントラル駅までシャトルバスがありますが、いかがですか?」
でもバスに乗って出るまで待ってる間に駅に着いちゃうので、それは
遠慮しました。
チェックアウト終わって帰る時に、
「○○様、ファスナーが開いてます!」
と言われ、一瞬ズボンのことかと思ってドキッとしたけど、
リュックのポケットのファスナーが開いてました。
空港行きの特急に乗り、約30分後に到着。距離は上野ー成田間くらい あるのに早い。11時発のMH70便、機内はほぼ満席、隣にイケメン兄ちゃん いたけど、一人で何しにマレーシア?なんて思ったけど、どうでもよくて 殆ど寝て帰ってきました。
終わり THE END/FINE